ENTRY

プロジェクトストーリー

グローバル化達成のためのマスタープランを作成せよ。
~グローバル化戦略策定プロジェクト~

MISSION

企業がグローバル化を目指す過程の中で、TOEIC® Programを活用した人事評価制度を導入するところは少なくない。しかし一方で、受験すること自体が目的となってしまい、スコアの設定やその評価基準について詳しく練ることができていない会社も多いのが現状だ。そうした組織に対し、IIBCはより深く人事制度に踏み込んでいきながらグローバル人材育成の方法を提案。納得感のある評価の仕組みを構築することで、より効果的なグローバル化を推進している。今回は、ある企業に対し、IIBCのメンバーが互いに協力しあいながら行ったグローバル人材育成戦略の提案について振り返ってもらった。

MEMBER

Y
2009年中途入社
法人普及チーム
T
2003年中途入社
法人普及チーム
M
2003年中途入社
R&D室
クライアントとの信頼関係の先に見える本当の課題
「こちらのお客様は、IPテストを以前より導入していただいてはいましたが、その具体的な活用方法に関しては社内でも明確な基準が設定されておらず、そういった制度がある、という程度の認識に留まってしまっていました。そこで、まずはクライアントが理想とする人材育成像や将来のビジョンについて、丁寧にヒアリングを行うところからスタートしました。」そう語るのは、営業担当のY。なぜグローバル化を推進したいのか、グローバル化をすることで得たい効果はなにか、ということを改めて共有し、目指すべきゴールを明確に定めることを最初のステップとして、改めてIPテスト導入の意図を探った。「クライアントの本音を聞き出すためには、どんな些細な悩みや想いでも話せるような信頼関係を築くことが必要不可欠です。そのためには、何度も足しげく通いながら、先方の考え方や社内の仕組みに対して深く理解することに努めました。」
具体的かつ正確なデータで疑う余地を与えない
そうして見えてきたクライアントの課題は、『どの階層の社員に、どのレベルのスコアを設定すれば、より正当な評価と今後の活躍が期待できるか』というものだった。そこでYはR&D室のMへ協力を要請。「R&D室には、IIBCがこれまでの活動の中で積み上げてきた豊富なデータが揃っています。それぞれの企業や人材が持つ目的に合わせて、推奨されるスコアを提案する際などは、私たちが集めたデータが根拠となり、営業担当が行う提案の裏付けとなってくれるのです。」人事評価制度は、単に導入するだけでなく、しっかりと利用され、定着されてこそ意味があるものである。スコアを一方的に設定したとしても、その根拠がなければ社員の反発を招き、制度そのものが自然消滅してしまうことも珍しくない。「時にはその企業の社員にアンケートを実施するなどして、より具体的なデータを集めることもあります。そうした地道にデータを集めることが、やがて大きな信頼へとつながっていくのではないでしょうか。制度の定着のためにも、単なる理想論ではなく、先方の社内事情も踏まえた提案をしていかなければなりません。こちらから提案するというよりは、一緒につくり上げていくような形が理想的ですね。」
現場にある生の声が、情報の濃度を高める
Yは、R&D室との協働で得たデータをさらに強力な裏付けとするため、法人普及チームのリーダーであり、さまざまなクライアントを担当してきたTにも協力を求めた。「データはもちろん大切ですが、実際の現場の声や同業他社の取り組みがより大きなインパクトを与えることも往々にしてあるものです。このように営業担当同士が互いに情報共有をし合い、より濃度の高い情報を共有していくことは大切ですね。」R&D室が持つ豊富な実績データ、そして営業担当だからこそ得られる生の声、この二つを組み合わせたYの提案は、その企業に合った、その企業ならではの提案となり、結果的に一般・マネージャー層を含めた業務で遂行すべきアクションに準拠する形での推奨スコアを設定することに成功。現在も、「社外にいるもう一人の人事担当」と言えるレベルでそのクライアントを担当しており、グローバル化に向けたソリューションの提案を続けている。
点ではなく線の提案が、グローバル人材育成をさらに促進する
クライアントの課題を解決するためには、営業担当が持つ情報とR&D室が持つ情報、それぞれの点を線でつなぐ作業が必要不可欠であり、そのどちらが欠けても信ぴょう性のある提案を行うことはできない。このような営業同士や部署を跨いだつながりは、今後ますます強化されていくだろう。そのためにもIIBCのメンバー一人ひとりがいかに多くの情報を持つことができるかが重要になってくる。今後は、テスト結果であるスコアの情報だけでなく、テストを受けるまでの学習方法や実施後の活躍といった情報も積極的に集めていくことで、より幅の広い提案を行っていく予定だ。既に「プロモーション部署との連携」や「事業開発室とR&D室の連携」など、新しい社内連携の形が生み出され、始動している。今後来るであろうインバウンドの大幅な増加など、変化の激しい社会に対応していくべく、数年先の動きも見据えた社内変革を積極的に行いつつ、IIBCは「人と企業の国際化」に貢献していく。

CROSS TALK

英語と自分の可能性を信じ、グローバル化に貢献する若手ホープ